「次世代まちづくり委員会」では、次世代に住みやすい、住み続けたいまちを受け継ぐことを目的に、メンバーそれぞれが日々取り組んでいる活動をベースにしながら、まちの課題解決やもっとええまちをつくるプロジェクトに携わっています。

2019年には、市内5つの公立・私立高校に呼びかけ、高校生とkcpメンバーとが岸和田のまちの課題や高校生がチャレンジしたいことなどを語り合うトークイベントを開催。
そのことがきっかけとなり、岸和田高校の課題研究ゼミの授業で、生徒のみなさんのテーマに合わせて市内のさまざまな 企業や団体をつなぐという取り組みがスタートしました。

実際に岸和田で取り組まれていることを知りたい、専門家の話を聴いてみたい、または研究の一環で自分のつくったものについてプロから意見がほしい、などといった生徒のみなさんの関心を大事にしながら、企業経営者、会社員、公務員、専業主婦など、さまざまな立場や分野で まちをよくしたいという思いをもった市民が一緒に動きます。

<家庭ゼミの生徒が開発した『ムラミス』でのコラボ。2019年度はKIX泉州国際マラソンのゴール地点での試食ブース設置、2020年度はkcpメンバーの経営するカフェでの販売を実施しました。>

今年は3年目。
より学校の先生方とも顔の見える関係をつくりながら取り組みを進めていきたいという思いから、5月21日の午後、オンラインでキックオフミーティングを持ちました。

お互いに取り組みの紹介をしながら、大事にしたいことや、生徒の安全・安心に関する課題点なども共有、確認しました。

私たちkcpは、普段まちづくりに関わる中で得たつながりを生かしながら、生徒のみなさんに現場の「生の声」を聞いてもらったり、社会に目を向けてもらうきっかけをつくりたいと心から願っています。

そして、私たちも高校生のみなさんから学び、まちづくりに活かしていきたいと思います。

一緒に地域をつくるパートナーとして、今年も高校生の発想に驚き、学ばせてもらう日々が始まります。

ぜひみなさんもご一緒くださいね。